横浜市港北区で主に自然周期・低刺激法による体外受精を行う不妊治療専門クリニック|不妊外来

不妊治療・体外受精・顕微授精・胚凍結

なかむらアートクリニック

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タイミング妊娠率・不妊治療・原因・検査

周期あたりの妊娠率(タイミング法)

12周期目の妊娠率は3%・・・

200組のカップルが妊娠を試みた結果の論文(1996年・米国)の要約。

1・2周期目に200組中100組が妊娠し、周期あたりの妊娠率は各々30%であった残りのカップルのうち、3〜5周期目に42組が妊娠し、周期あたりの妊娠率は各々15〜20%であった。1〜5周期目で142組が妊娠した。

半年後から妊娠率が急減

6〜8周期目に12組が妊娠し、周期あたりの妊娠率は各々7〜10%ずつに半減。9〜11周期目に5組が妊娠し、周期あたりの妊娠率は各々3〜5%ずつにさらに半減1〜11周期目で159組が妊娠した。11周期後には妊娠していない35組のカップルが残り、その中で12期目に妊娠したのは1組のみ、すなわち妊娠率は3%であり、残りの34組(97%)は12周期目でも妊娠しなかった。

約1年間、タイミング法で妊娠しない場合、1年以後の周期あたりの妊娠率は3%より低くなった

【まとめ

☆1,2周期目:周期あたりの妊娠率 30%(2周期目までに約5割のカップルが妊娠)

3,4,5周期目15-20%(5周期目までに約7割のカップルが妊娠)*約3割は未妊

6,7,8周期目7-10%

9,10,11周期目3-5%

12周期目3%(1/35)(12周期目までに約8割のカップルが妊娠)*約2割は未妊

原因不明不妊の周期あたりの自然妊娠率2〜4%と同程度

不妊原因

 不妊の原因は大きく分けると、女性に原因がある場合、男性に原因がある場合、男女共に原因がある場合となります。女性の原因としては、排卵障害卵管因子子宮因子子宮内膜症年齢因子などがあり、男性の原因としては、特発性造精機能障害、精路通過障害(閉塞性無精子症性機能障害(ED)などがあります。各カップルにより原因は異なります。

原因不明不妊の妊娠率は3%前後/周期

  1. 排卵障害 : 不妊原因の25%
  2. 卵管閉塞・卵管周囲癒着 ▶︎ 手術・体外受精
  3. 卵管留水腫 ▶︎ 手術を推奨
  4. 粘膜下筋腫 ▶︎ 手術を推奨
  5. 筋層内筋腫 ▶︎ 議論が分かれる
  6. 子宮中隔・子宮内癒着 ▶︎ 手術を推奨
  7. チョコレート嚢腫 ▶︎ 不妊治療を優先
  8. 原因不明不妊 ▶︎ 自然妊娠率2〜4%/周期(1年で15%、2年で35%が妊娠)
  9. 造精機能障害 ▶︎ 薬物療法の有効性に関するエビデンスは乏しい
  10. 精路通過障害(閉塞性無精子症) ▶︎ 精巣生検(精巣内精子回収法)

不妊検査

 

  1. 超音波検査(月経時・排卵直前)
  2. ホルモン検査(月経時・卵胞発育期)
  3. 子宮卵管通水検査・子宮卵管造影検査(月経終了後〜排卵日前)
  4. フーナー検査(排卵日前または当日)
  5. SHG(ソノヒステログラフィー)
  6. 子宮鏡
  7. 精液検査
  8. 血液検査(貧血の有無・プロラクチン・AMH・甲状腺刺激ホルモン・風疹抗体)

*不妊検査や治療を受けたことがある(治療中を含む)と回答したご夫婦は16.4%で、ほぼ6組に1人に上ります。(国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査(2010年)より)

フーナー検査

フーナー検査排卵時期性交渉を行い、その翌日に頚管粘液中の精子の数と動き、粘液の性状をみる不妊治療も兼ねた検査です実施することなく転院されてくる方が多いのですが、とても大切な検査の一つですフーナー検査は検査結果の再現性が問題になります。同一周期でも、排卵日前日は不良、排卵日当日は良好という場合もあります。また、前周期は良好だったが、次周期は不良、またその次周期も不良というケース、その反対の例も少なくないため、検査は不妊治療も兼ねて複数周期行うようにしています。一人目は性交渉で妊娠したが、二人目はAIH妊娠の方もたくさんいます。また、数回のフーナー検査が良好=すぐにでも体外受精にステップアップということでは必ずしもなく、不妊期間年齢精子の状態などにより判断は変わります

原因不明不妊(機能性不妊)

原因不明不妊といわれている中には、1)卵管采における卵子のピックアップ障害2)受精障害、などが含まれます。これらの症例では、人工授精での妊娠は難しく、体外受精を早めに考慮する必要があります。

子宮卵管通水検査

 簡便に卵管の閉塞・狭窄の有無を診断する検査法です。

子宮卵管造影検査

 当院では、混合造影源(フェムビュー)を用いた超音波子宮卵管造影検査を行っています。この検査は健康保険適応外ですが、診断力が高い、放射線被爆やヨード造影剤被爆がない、腹膜刺激に伴う痛みが少ない、結果が即日判明するなど様々なメッリットがあります。デメリットは検査に使用する器具の費用が高いことです。

SHG(ソノヒステログラフィー)

子宮内腔に凸凹が疑われた時に、子宮内腔に生理食塩水を注入しながら経膣超音波で調べる検査です。外来で簡便に迅速に実施できるメリットがあります。

妊孕力UP・ご夫婦

不妊治療の際には妊孕力を上げるために、睡眠食事栄養運動休息などについて見直しましょう。痩せすぎや過体重も妊孕力を下げます。喫煙はご夫婦ともNGです。女性のみならず男性も生活習慣の見直しをしましょう。不妊原因の半分は男性側に原因があります。喫煙高熱環境(発熱・サウナなど)により精子の質は低下します。男性側に原因があるセックスレスなどの性生活の再確認もしましょう。女性の妊孕力についての正しい情報を夫婦で共有しましょう。今後の不妊治療の方針を立てる際にとても重要になります。男性側の協力なしに不妊治療は成り立ちません。くれぐれも喫煙はNGです。サプリメントを摂取するよりも、禁煙を優先して下さい

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男性不妊について説明しております。

体外受精の妊娠率・流産率・生産率について説明しております。