横浜市港北区で主に自然周期・低刺激法による体外受精を行う不妊治療専門クリニック|不妊外来
不妊治療・体外受精・顕微授精・胚凍結
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日本における成人喫煙率は年々減少し、平成22年には19.5%と初めて20%を下回りました。男性は32.2%、女性では8.4%と、前年の平成21年(男性38.2%、女性で10.9%)に比べ大幅な減少が認められました。未成年者の喫煙率はようやく減少の傾向となっていますが、30歳~40歳代の男性の喫煙率は42%、30歳代の女性の喫煙率は14.2%と高い状況が続いています。(日本循環器学会・禁煙推進委員会HP改変)
喫煙者の平均寿命は非喫煙者に比べて短く、喫煙者は壮年期死亡が多いことは従来から指摘されています。喫煙者の半数が喫煙に起因する死因で死亡することや、喫煙者の40%は69歳までに死亡することから、壮年期の死亡の1/3から1/2は喫煙が関連しているといわれ、喫煙が多くの早死の原因となっています。中でも循環器疾患の大きな危険因子であることは疫学的研究からも明らかです。(日本循環器学会・禁煙推進委員会HP改変)
喫煙により循環器疾患のリスクが高くなります。日本で1980年から実施された大規模循環器疾患追跡調査(14年間)のNIPPON DATA80においても、観察当初年齢が30~60歳の喫煙者の死亡の相対危険度は2倍以上となっています。在宅酸素療法が必要になる呼吸器疾患に罹患する可能性も高くなります。受動喫煙の有害性も広く知られています。
喫煙者は、非喫煙者の約5.5倍も肺がんになる危険が増すと報告されています。禁煙で肺がん発症の危険性が6分の1に減ると推定されています。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。40歳以上の人口の8.6%、約530万人の患者が存在すると推定されていますが、大多数が未診断、未治療の状態であると考えられています。男性の死亡原因の7位を占めています。最大の原因は喫煙であり、喫煙者の15~20%がCOPDを発症します。タバコの煙を吸入することで肺の中の気管支に炎症がおきて、せきやたんが出たり、気管支が細くなることによって空気の流れが低下します。また、気管支が枝分かれした奥にあるぶどうの房状の小さな袋である肺胞(はいほう)が破壊されて、肺気腫という状態になると、酸素の取り込みや二酸化炭素を排出する機能が低下します。COPDではこれらの変化が併存していると考えられており、治療によっても元に戻ることはありません。歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性のせきやたんが特徴的な症状です。一部の患者では、喘鳴や発作性呼吸困難などぜんそくの様な症状を合併する場合もあります。(日本呼吸器学会HP抜粋)
喫煙による煙には有害物質が約250種類も含まれています。その中には少なくとも約70種類の発がん性物質や多数のフリーラジカルなどがあります。様々な有害物質は、喫煙者が肺に直接吸い込む主流煙よりも、吸っていない時に立ち昇る副流煙により多く含まれています。副流煙と呼出煙を喫煙者の周りにいる人が吸い込むことにより受動喫煙が起こります。受動喫煙は周囲の人たちの健康に悪影響を及ぼします。(禁煙推進学術ネットワークHP抜粋)
禁煙する意志を強く保つために有効なのが「禁煙をする理由の見える化」です。「禁煙する理由」を書き出して壁に貼り出しましょう。
がん部位別罹患数(2013年) | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
男性 | 胃 | 肺 | 大腸 | 前立腺 | 肝臓 |
女性 | 乳房 | 大腸 | 胃 | 肺 | 子宮 |
男女計 | 胃 | 大腸 | 肺 | 乳房 | 前立腺 |
がん部位別死亡数(2013年) | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
男性 | 肺 | 胃 | 大腸 | 肝臓 | 膵臓 |
女性 | 大腸 | 肺 | 胃 | 膵臓 | 乳房 |
男女計 | 肺 | 胃 | 大腸 | 膵臓 | 肝臓 |
身体も頭も心も錆びさせないためには、早寝が基本です。
日本人男性の平均寿命は80.21歳、女性の平均寿命は86.61歳。一方、男性の健康寿命は約71歳、女性の健康寿命は約73歳とされております。(2013年統計)
糖質に偏った食事を是正しましょう。糖質摂取過多は体重、お肌、集中力などにも影響します。カロリーは体重には直結しません。
男性は明らかに肥満傾向にあります。
若い女性は栄養失調による痩せ傾向が顕著です。アミノ酸不足により新陳代謝が停滞すると、体の老化も進むことになります。
よく噛むことで唾液の分泌が増えます。満腹中枢が刺激されます。
加齢により筋肉量は減りますが、運動不足により、さらに筋肉量は減ります。食事だけでは筋肉量は増えません。筋肉量が少ないと、糖代謝が低下します。運動不足では脂肪が燃えません。冷えや足のだるさを治そうと思ったら筋肉量を増やすための運動も大切です。運動不足の方やストレッチの習慣がない方の関節はガチガチに硬く、姿勢の悪さ、腰痛、肩こりはそのままでは改善しません。身体を錆びさせないためにも、適度な運動が大切です。